プルデンシャル生命保険、コンプライアンス強化命令を受けて不正再発防止策を報告へ

概要

金融庁は、プルデンシャル生命保険とその持株会社に対し、元社員による不祥事の再発防止策を報告するよう命じました。
この命令は保険業法に基づいて発動されました。

昨年6月、プルデンシャル生命の元社員が詐欺容疑で逮捕されました。
1999年から2023年にかけ、34人の顧客から計約7億5千万円を騙し取ったとされています。

別の元社員も昨年逮捕され、10人の顧客から計約1億7千万円を詐取した疑いが持たれています。
さらに今年2月には、顧客の個人情報を漏洩した疑いで別の元社員が逮捕されました。

金融庁の指導は、こうした一連の不祥事を受けた対応とみられます。

ポイント

1. 金融庁はプルデンシャル生命保険に再発防止策の報告を命じた。
2. 元社員による詐欺事件で、顧客から約750億円が不正に奪われた。
3. 他の元社員も個人情報漏洩の疑いで逮捕されている。

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