【衝撃】69億円詐欺!ロンドン発、偽造航空機部品が大手航空会社に流通
航空機部品詐欺のニュース概要
ロンドンの郊外にある自宅から偽の航空機部品を販売し、約4000万ポンド(約69億円)規模の詐欺を行った元テクノDJのホセ・アレハンドロ・サモラ・イララ被告が、懲役4年8ヶ月の判決を受けました。
サモラ・イララ被告が率いるAOGテクニクス社から供給されたエンジン部品は、アメリカン航空、エチオピア航空、デルタ航空、ライアンエアーなどの航空機に組み込まれていましたが、詐欺が発覚し、航空当局が安全警告を発令、一部機材が運航停止となりました。
捜査当局によれば、被告は2019年から2023年7月にかけて、シール、ボルト、ワッシャーなどの航空機用エンジン部品を6万点以上、690万ポンド(約12億円)相当で販売しました。
被告は、自宅のコンピューターで原本の認証書を改ざんし、偽の納品記録を作成、さらに架空の従業員を作り出し、存在しない品質管理者の署名が入ったメールや書類を送付するなどして詐欺を働きました。
詐欺は、ある航空会社がAOGテクニクス社の部品の真偽を製造元に確認したことで露呈し、イギリス、アメリカ、EUの航空当局が安全警告を発令しました。
航空会社全体での損失額は3930万ポンド(約67億円)を超え、エチオピア航空は110万ポンド(約19億円)相当の部品を直接購入、アメリカン航空は28基のエンジンに不正な認証部品が使用され、2100万ポンド(約36億円)以上の損失を被りました。
ベネズエラ出身のサモラ・イララ被告は、2011年から航空業界で働き、2015年にAOGテクニクス社を設立しました。
ロンドン発、偽造部品の注目ポイント
- ロンドン郊外の自宅から、4000万ポンド相当の航空機部品詐欺を実行したホセ・アレハンドロ・サモラ・イララ氏が有罪判決。
- 偽造された認証書で、アメリカン航空、エチオピア航空、デルタ航空、ライアンエアーなどに部品を販売し、安全上の警鐘が鳴らされた。
- 2019年から2023年7月まで、6万点以上の部品を販売。航空業界での経験を詐欺に利用した元テクノDJという経歴も判明。

航空安全と詐欺の分析・解説
航空機部品の偽造販売による詐欺事件は、グローバルサプライチェーンの脆弱性を露呈した。
ロンドンの郊外から、4000万ポンド相当の不正取引が行われた事実は、規制当局の監視網の網の目をかいくぐる犯罪の巧妙さを示す。
特に、アメリカン航空、エチオピア航空、デルタ航空、ライアンエアーといった大手航空会社で使用された部品に偽造品が混入したことは、航空安全保障における重大なリスクを伴う。
今回の事件は、航空業界における部品のトレーサビリティと認証プロセスの強化を急務とする。
偽造証明書の作成や架空の従業員の存在は、デジタル技術を悪用した巧妙な手口であり、今後の詐欺対策において、AIやブロックチェーンといった技術の導入が検討されるべき課題である。
また、GDPへの影響は直接的には限定的だが、航空業界の信頼失墜や安全対策強化のコスト増加を通じて間接的な影響が懸念される。
犯人の過去の経歴は、専門知識と犯罪手口の組み合わせが、より巧妙な詐欺を可能にする可能性を示唆している。
今後の展望としては、国際的な連携による情報共有と、サプライチェーン全体の透明性向上策が不可欠となる。
※おまけクイズ※
Q. サモラ・イララ被告が率いるAOGテクニクス社から供給された部品が組み込まれていた航空会社は?
ここを押して正解を確認
正解:アメリカン航空、エチオピア航空、デルタ航空、ライアンエアー
解説:記事の冒頭で、これらの航空会社に偽の部品が組み込まれていたことが言及されています。
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