【注意】日銀調査で消費者信頼感は改善も…物価上昇95%が実感、生活悪化続く
日銀調査が示す消費者信頼感と物価上昇のニュース概要
日銀の2025年12月時点の四半期調査によると、国内の消費者信頼感は2四半期連続で改善した一方、生活物価の上昇が家計に重くのしかかり、生活状況の見通しは2四半期ぶりに悪化した。
総合的な経済状況に対するDIは-50.4となり、前回の-58.7から改善。ただし前年比での改善と解釈される一方、景気の実感には弱さが残る。
1年後の景気見通しDIは-18.3で、企業収益の改善と賃上げによる所得増が背景にあるとみられる。
生活水準を示すDIは-52.2へ悪化(前回-51.6)。
物価上昇を実感する回答者の割合は95.2%となり、3年半以上90%超えが続く状況。
今回の調査は国内4,000人(20歳以上、11月5日〜12月8日実施、回収率50.4%)を対象にしている。
日銀が明らかにした消費者信頼感改善と物価上昇の注目ポイント
- 消費者景況感DIは12月の調査で-50.4、前回の-58.7から改善したが依然として年後と比べ悪化感が続く。
- 景気見通しのDIは-18.3と比較的楽観的だが、物価上昇による生活悪化感は継続し、 living conditionsのDIは-52.2へ悪化。
- 物価上昇は依然90%超の回答で実感され、調査は全国4,000人を対象に実施され、回答率は50.4%だった。
物価上昇下での日銀分析と消費者信頼感の行方の分析・解説
AIによる多角的分析
日銀の2025年12月の四半期調査は、消費者 sentiment が2四半期連続で改善される一方、生活環境の見通しが2四半期ぶりに悪化したことを示す。物価上昇が家計の実感に重くのしかかる一方、景気の先行指標としての経済状況判断は改善傾向を示す場面が増えている。DIの経済状況は-50.4と前回の-58.7から改善しており、景気の底打ち観測を裏付ける可能性がある。とはいえ生活環境DIは-52.2へ再悪化しており、賃上げ効果が所得面で一定に転じても、物価負担が可処分所得を圧迫している構図は変わらない。来年以降の賃金動向とエネルギー・食品などの非基幹物価の動向次第で、実質購買力の回復ペースが大きく揺れる可能性が高い。日銀の4,000名規模の調査が示す広範なマイクロデータは、景気回復が底堅い領域と消費心理の分断を同時に描く。今後は賃上げの持続性と物価抑制政策の組み合わせが、家計の安定感と個人消費の再加速にどう寄与するかが焦点となる。
※おまけクイズ※
Q. 日銀の2025年12月の四半期調査によると、「物価上昇を実感している」と回答した人の割合として、記事中で最も近い数値はどれですか?
ここを押して正解を確認
正解:95.2%
解説:記事中では、物価上昇を実感する回答者の割合が95.2%とされ、3年半以上にわたり90%超の高水準が続いていると説明されています。



