大成建設、実質CO2排出ゼロのゼロカーボンビル概要

大成建設は、建設から解体までの全工程で実質的に二酸化炭素排出量をゼロにする「ゼロカーボンビル」を埼玉県さって市で公開した。
この建物は、建築資材由来の二酸化炭素排出量にも対応できる。
大成建設は、このビルで活用されている脱炭素化技術を推進し、顧客獲得と建設受注の増加を目指している。
同社は、さって市の研究所内に、脱炭素技術研究の拠点として地上4階建てのビルを建設した。
これは日本初となるゼロカーボンビルであると大成建設は述べている。
このビルは、解体された建物の鉄骨を電気炉でリサイクルした鋼材と、製造時の二酸化炭素排出量が少ないコンクリートを使用して建設された。
3階と4階は木造である。
太陽光発電などで電力を生み出し、使用時に実質的なエネルギー消費がない建物をネット・ゼロ・エネルギー・ビルと呼ぶ。
一方、ゼロカーボンビルは、建設や解体を含むライフサイクル全体で二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることができる。
しかし、従来の鉄筋コンクリート造の建物よりも大幅に高価になると言われている。




脱炭素化技術で受注増へ、ゼロカーボンビル注目ポイント

  1. 大成建設は、建設・解体全工程で実質CO2排出ゼロの建物を埼玉県に初公開。
  2. 鉄骨や低CO2コンクリート、木材などを活用し、太陽光発電でエネルギー消費も実質ゼロに。
  3. この技術で顧客獲得と受注増を目指し、日本の脱炭素化を推進する。

ゼロカーボンビル、建設・解体CO2排出ゼロの分析・解説

タイセイが発表した「ゼロカーボンビル」は、建設・解体プロセス全体で実質的なCO2排出量ゼロを達成する画期的な試みです。
鉄骨には解体建材をリサイクルした電炉鋼材を使用し、コンクリートも低CO2製造プロセスを採用。
さらに、木材を構造に組み込むことで、建材由来のCO2排出量にも配慮しています。
これは、建物の運用時だけでなく、ライフサイクル全体での脱炭素化を目指すもので、日本の建築業界における新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。
ただし、従来のビルと比較してコスト増が課題となるため、技術革新と普及に向けた戦略が重要となるでしょう。
この技術が、タイセイの受注拡大と、日本のカーボンニュートラル目標達成にどのように貢献していくか注目されます。

※おまけクイズ※

Q. 大成建設が埼玉県さって市で公開した「ゼロカーボンビル」において、建設資材として活用されているリサイクル鋼材は、どのような方法で製造されていますか?

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正解:解体された建物の鉄骨を電気炉でリサイクルした鋼材

解説:記事の冒頭部分で、このビルが解体された建物の鉄骨を電気炉でリサイクルした鋼材を使用して建設されたことが述べられています。




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