【衝撃】ロイヤルメール料金137%増!サービス低下で切手料金の値上げに批判の声
ロイヤルメール料金のニュース概要
ロイヤル・メールは、郵便サービスの質の低下が続くにも関わらず、一級・二級郵便の料金を再び引き上げることになり批判を浴びている。
4月7日より、一級郵便の料金は6%増の1.80ポンド、二級郵便は5%増の91ペンスとなる。ロイヤル・メールは、料金引き上げの理由として、郵便配達にかかるコストの継続的な上昇を挙げている。
ロイヤル・メールの幹部は、料金変更は慎重に検討されており、手頃な価格と郵便配達コストの上昇とのバランスを取っていると説明している。また、20年前と比較して郵便物の送付数は70%減少した一方で、配達先住所数は400万件増加し、全英で3200万件に達したと付け加えた。
しかし、シチズンズ・アドバイスの政策責任者は、料金の値上げは、消費者に明確な根拠を示さずに、より多くのお金を払わせる行為であり、サービスの質が低下している状況では容認できないと批判している。
秋には、ロイヤル・メールは年間配達目標を達成できなかったとして、規制当局であるオフコムから2100万ポンドの罰金を科せられた。509年の歴史を持つ郵便サービスが罰金を受けるのは3度目である。
シチズンズ・アドバイスの調査によると、一級郵便の料金は2020年以降137%上昇し、二級郵便は40%上昇している。
チェコの大富豪ダニエル・クレーティンスキーによるロイヤル・メールの親会社買収後、オフコムはロイヤル・メールに対し、ユニバーサル・サービス義務(USO)の緩和を認めた。これにより、ロイヤル・メールは週6日間の配達から、隔日での二級郵便の配達に縮小された。
また、オフコムは配達目標も引き下げ、一級郵便の翌日配達率は93%から90%、二級郵便の3日以内配達率は98.5%から95%となった。
シチズンズ・アドバイスは、クリスマスに郵便物や小包の配達が遅れた人は約1600万人と推定している。
料金引き上げの注目ポイント
- ロイヤル・メールは、サービス低下が続く中、一級・二級郵便の料金をそれぞれ6%と5%引き上げる。
- 2020年以降、一級郵便は137%、二級郵便は40%と、料金が大幅に上昇している。
- 規制当局の目標値引き下げや配達日数の削減により、サービスの質がさらに低下する懸念がある。
サービス低下の分析・解説
ロイヤル・メールの切手料金値上げは、サービス低下との相乗効果で消費者への負担増を招いている。
長年の郵便物取扱量の減少と、一方で配達先の増加が、コスト上昇の要因として挙げられる。
しかし、シチズンズ・アドバイスが指摘するように、料金の値上げがサービスの改善に繋がっていない点が問題である。
規制当局であるOfcomによる制裁や、普遍的サービス義務(USO)の緩和も、状況を悪化させている。
チェコの大富豪によるロイヤル・メール親会社の買収後、USOの変更により、配達日数やパフォーマンス目標が引き下げられた。
これにより、サービスの質が低下し、料金値上げの正当性が問われている。
今後の焦点は、Ofcomがロイヤル・メールに対し、より高い水準のサービスを要求できるかどうかにある。
料金引き上げとサービス改善のバランスが、ロイヤル・メールの持続可能性を左右するだろう。
郵便サービスのデジタル化が進む中で、ロイヤル・メールは事業構造の変革を迫られている。

