【衝撃】リボルト、利益57%増で銀行ライセンス取得!顧客数は6830万人超も評判リスクに注意報
リボルト成長のニュース概要
リボルトは、2025年度の利益が前年比57%増の17億ポンドに達したと発表しました。
同社は、5年間の審査を経て、ついにイギリスの完全な銀行として事業を開始することが可能となりました。
しかし、年次報告書の中で、暗号資産やAIといったエネルギー消費の大きい分野への支援が「評判リスク」をもたらす可能性があると警告しています。
暗号資産のマイニング、特にビットコインやAIデータセンターは大量の電力を必要とし、米イスラエル間の紛争以降、エネルギー価格の高騰により電力供給競争は激化しています。
リボルトの収益は46%増の45億ポンドに達し、個人顧客は1600万人増加し、合計6830万人、うちイギリス国内では1300万人に達しました。
また、法人顧客も3分の1増加し、76万7000社となりました。
同社は来年中には世界中で1億人の顧客を獲得することを目指しています。
今月、アメリカでの銀行免許申請を行い、現在では40カ国中30カ国以上で銀行免許を取得して事業を展開しています。
リボルトは、イギリスの新規顧客に対して順次普通預金口座を開設し、徐々に拡大していく予定です。
2015年にリボルトを立ち上げた創業者兼CEOのニク・ストロンスキー氏は、今年を「画期的な年」と称賛しています。
同社は、エネルギー消費の大きい活動に対する世論の変化が、リボルトのサービス需要に影響を与え、評判リスクをもたらす可能性があると指摘しています。
しかし、デジタル重視のアプローチと金融包摂への注力により、エネルギー転換期において従来の金融機関よりも比較的影響を受けにくく、むしろ恩恵を受ける可能性があると考えています。
リボルトは、住宅ローン市場への参入も視野に入れており、リトアニアではすでに住宅ローン借り換えサービスを開始しています。
ヨーロッパでは、成人の5人に1人がリボルトを利用していると報告されています。
また、同社は従業員の行動を追跡し、ボーナス支給の決定に影響を与える内部「カルマ」システムを導入していましたが、ポイント配分の標準化と透明性の向上を図るために見直しを行いました。
顧客数と評判リスクの注目ポイント
- Revolut(レボリュート)は、利益が57%増も増えた一方で、暗号資産やAI等のエネルギー消費が大きい分野への支援で批判を招く可能性を指摘。
- UK銀行ライセンス取得後、顧客数は6830万人超に拡大。米国への銀行ライセンス申請も行い、グローバル展開を加速させている。
- 従業員の行動を評価する「カルマ」システムを見直し、ボーナスへの影響を明確化。透明性の向上を図っている。
デジタルディスラプションの分析・解説
リボルトの急成長は、単なるフィンテック企業の成功にとどまらず、金融業界における「デジタル・ディスラプション」の新たな段階を示唆しています。
従来の銀行が抱えるコスト構造や顧客対応の遅さに起因する課題を、テクノロジーで克服したリボルトのビジネスモデルは、顧客獲得競争において圧倒的な優位性をもたらしています。
しかし、利益率の向上と並行して、暗号資産やAIといったエネルギー消費の大きい分野への関与が「評判リスク」として浮上している点は看過できません。
これは、ESG投資の潮流が加速する中で、企業が直面する新たなジレンマを象徴しています。
今後は、リボルトがエネルギー消費問題に対する具体的な対策を講じることが重要になります。
再生可能エネルギーの利用促進や、環境負荷の低い技術への投資などを通じて、持続可能性へのコミットメントを示すことで、評判リスクを軽減し、更なる成長を維持できるでしょう。
また、住宅ローン市場への参入は、リボルトの収益源の多様化に貢献する一方、金利変動リスクや信用リスクといった新たな課題も生じさせます。
アメリカでの銀行免許取得が成功すれば、世界1億人顧客という目標達成も現実味を帯びてきますが、規制当局との関係構築が鍵となるでしょう。
※おまけクイズ※
Q. リボルトが年次報告書の中で警告している、事業展開における潜在的なリスクは?
ここを押して正解を確認
正解:暗号資産やAIといったエネルギー消費の大きい分野への支援
解説:記事の中で、リボルトはこれらの分野への支援が「評判リスク」をもたらす可能性があると警告しています。
まとめ

リボルトがイギリスの完全な銀行として事業を開始し、利益が大幅に増加するなど、まさに飛躍の年となったようです。顧客数も6830万人を超え、グローバル展開も加速させています。一方で、暗号資産やAIといったエネルギー消費の大きい分野への支援が「評判リスク」となる可能性も指摘しており、今後のエネルギー問題への対応が注目されます。デジタル化と金融包摂に注力するリボルトが、この転換期をどう乗り越え、更なる成長を遂げていくのか、期待したいです。



