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ソフトバンク株高騰AI投資と米EV工場買収で期待高まる

概要

SoftBankグループの株価は火曜日に最大8%上昇し、同社が長年にわたり注力してきた人工知能(AI)分野で成果を出せるとの期待感から買いが広がった。
東京に本社を置く同社は、Foxconn Technology Groupのオハイオ州にある電気自動車(EV)工場の買い手とされており、この施設をOpenAIやOracleと連携した5,000億ドル規模のStargateデータセンタープロジェクトに組み込む計画だ。
この動きにより、長らく停滞していたStargate事業の再始動や、米国でのAIハードウェア需要拡大に乗じた利益獲得への期待が高まっている。
同株は5日連続の上昇を続け、史上最高値更新の勢いにある。
近年、SoftBankはVision Fundの投資先の一部を段階的に売却し、資金回収を進めている。
また、同社は日本の決済アプリ運営会社PayPayの上場に向けて投資銀行を選定したとの報道もあり、株価に追い風となった。
PayPayは元々、元Vision Fund投資先のPaytmと共同設立されたベンチャー企業だ。
先週、Foxconnの子会社であるホンハイ・インダストリーは、EV工場を「Crescent Dune」と呼ばれる買い手に3億7500万ドルで売却することで合意したが、背後にいる企業名は公表されなかった。

ポイント

  1. ソフトバンク株はAI事業拡大期待から8%上昇し、5日連続で上昇基調にある。
  2. 米国のEV工場購入により、スタートゲートデータセンター構想の再始動とAIハードウェア需要拡大が期待される。
  3. ビジョンファンドの投資売却やPayPayの上場準備など、資産活用と収益拡大に動きが見られる。

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