経済

日本の観光業が好調、2025年の訪日外国人客数は過去最速で3000万人突破

概要

2025年、日本への外国人観光客数が過去最速で3000万人を超え、1月から9月までの訪日者数は3165万人となり、前年同期比で17.7%増加しました。このペースで行けば、年間の訪日者数は初めて4000万人を超える見込みです。

国別では、中国本土からの観光客が748万人で最も多く、前年同期比42.7%増加しました。特に20代から40代、家族連れの旅行者が増えています。次いで韓国からの観光客が679万人、台湾からの観光客が503万人でした。

一方で、香港からの訪問者は7.6%減少し、182万人となりました。これは「日本で大地震が発生する」といった根拠のない噂がSNSで広まり、影響を与えたとされています。

9月だけでの訪日者数は326万人となり、前年同月比で13.7%増加しました。また、円安が日本旅行をより手頃にし、観光業の好調なパフォーマンスに貢献しています。

観光庁の発表によると、7月から9月の観光客の支出額は記録的な2兆1300億円となり、前年同期比で11.1%増加しました。

ポイント

  1. 2025年1月から9月までの外国人訪日者数は31.65百万で、前年比17.7%増加した。
  2. 中国本土からの訪問者が7.48百万で42.7%増加し、特に若年層や家族旅行が回復。
  3. 訪日外国人の支出は史上最高の2.13兆円となり、中国本土の支出が最大だった。

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