企業

安田美千代氏、不適切な経費申請でフジメディアホールディングス取締役を辞任

概要

フジ・メディア・ホールディングスは、執行役員の安田道代氏が不適切な経費申請により辞任したことを発表した。

安田氏は2020年から約60件の経費申請において、出席者数の虚偽申告など不正な請求を行い、総額約100万円にのぼる不正経費を申請していたという。彼女はまた、フジテレビジョンネットワークの取締役も辞任した。

安田氏は元フジテレビの記者で、グループの企業文化に関する疑問を受けて、2023年6月の株主総会で経営陣刷新の一環としてフジ・メディアの取締役に就任した。

フジ・メディアの清水健治社長は記者会見で、「絶対に許されないことであり、心よりお詫び申し上げます」と述べた。

同社は9月中旬に安田氏の経費申請を把握し、過去の記録を調査した。安田氏は不正を認め、返金する意向を示し、辞任を申し出た。個人的な購入目的での経費申請ではなかったとグループは説明している。

発表は清水社長が日本民間放送連盟の副会長に就任した翌日のことであり、彼は「タイミングが非常に悪い」とコメントした。

ポイント

  1. フジメディアHDの専務取締役、安田道代氏が不適切な経費申請で辞任。
  2. 安田氏は2020年以降、約60件の経費不正を行い、計100万円を不正請求。
  3. 安田氏は経費不正を認め、返金し辞任を申し出たが、個人的な目的ではなかったと説明。

詳しい記事の内容はこちらから

参照元について