日産、展示専用アウトレットを2027年度までに30か所以上に拡大予定

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概要

日産自動車は、2027年度までにショッピングモール内の展示専用アウトレットの数を倍増させると発表した。これらのアウトレットでは、車両の展示とスタッフによる機能や価格の説明が行われ、販売手続きなどは近隣のディーラーで行われる。

日産は、ブランド力の低下に伴う国内販売の低迷を打開するため、新たな顧客との接点を増やすことを目指して、アウトレットの開設を加速する。2016年度からショッピングモールでの展示店舗を開設し、現在は神奈川県や愛知県などに13カ所を展開。来年度にはさらに3カ所を追加し、2027年度までに30カ所以上の開設を目指す。

今年4月から9月までの国内販売は、前年同期比で17%減少し、過去30年間で最も低い結果となった。日産の国内営業担当役員である杉本明氏は「日産車の購入を検討していない人々にも興味を持ってもらいたい」と述べている。