経済

日銀ETF保有額が過去最高、株価上昇で含み益46兆円に

概要

日本銀行(BOJ)の上場投資信託(ETF)の保有額が、9月末時点で過去最高を記録したことが、同銀行の初の財務報告書にて明らかになった。

2025年度上半期におけるBOJのETFの総額は、前年同期比で18.5%増の83.2兆円(約5320億ドル)となった。このうち、46兆円は株式市場の上昇に伴う評価益であり、過去最高を更新した。

この報告書は、9月にBOJがETFの売却を段階的に進める方針を発表した後に公表されたもので、売却完了までには100年以上かかる見込みである。評価益からは、BOJが安定した収益源を政府に提供する可能性が高いことが示唆されており、大部分の利益は関連経費を除いた後、国庫に入る予定である。

ポイント

  1. 日本銀行のETF保有額は9月末に過去最高を記録。
  2. 2025年度上半期にETFの総額は18.5%増加し、83.2兆円に達した。
  3. 売却開始に伴い、ETFの利益が政府の安定した収入源になる可能性。

詳しい記事の内容はこちらから

参照元について

『The Japan Times』のプロフィールと信ぴょう性についてここでは『The Japan Times』の簡単なプロフィール紹介と発信する情報の信ぴょう性についてまとめています。 記事を読む際...