キャリア

企業の採用控えで求人倍率低下、流通業は省力化進み人材需要減

概要

6月の有効求人倍率は前月比0.02ポイント減の1.22となり、2カ月連続で低下した。
企業がコスト上昇を背景に採用を控える傾向が強まっている。
卸売・小売業ではセルフレジ導入などの省力化が進み、求人は前年同月比11.7%減。
米国の関税政策の不透明さも採用抑制の一因とされる。
宿泊・飲食業は2.0%減、製造業も原材料費や人件費の高騰を懸念し1.3%減となった。
一方、情報通信業は5.2%増、学術・専門サービス業も1.8%増と堅調。
失業率は2.5%で4カ月連続横ばい。
就業者数は0.1%減の6832万人、失業者数は172万人で変化なし。
自発的離職者は前月比9.6%増の80万人、解雇者は14.6%減の35万人。
求職者数は2.2%減の45万人となった。

ポイント

  1. 6月の有効求人倍率は1.22に低下し、2か月連続で減少
  2. 卸売・小売などで求人減、機械化と米関税不透明が影響
  3. 情報通信・研究分野では求人増加、失業率は2.5%で横ばい

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