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成田空港近郊に新設される国際物流拠点「Wing NRT」、最先端設備と再生可能エネルギー活用

概要

日本航空(JAL)と不動産大手ヒューリックは、成田空港から約10km離れた千葉県成田市下福田地区に国際物流拠点「Wing NRT」を共同建設・運営する。

同施設は2029年3月の滑走路延伸完了に合わせて稼働予定で、空港外では初の本格的物流拠点となる。

総床面積は約42万㎡で、保税倉庫(約15万㎡)、物流センター、従業員用共用棟など4~5棟で構成される。

医薬品専用の温度管理倉庫や高性能冷凍・冷蔵設備を備え、貨物処理の効率化と品質向上を図る。

空港との輸送は、北千葉道路延伸により約10分で可能となる見込み。

総事業費は1000億円超で、2027年4月に着工予定。

JALは既存施設の老朽化や分散による非効率性を解消し、国際競争力の強化を目指す。

再生可能エネルギーの活用や防災機能も備え、地域資源としての役割も期待されている。

ポイント

  1. JALとヒューリックが成田市に国際物流拠点「Wing NRT」を建設
  2. 薬品専用倉庫や冷蔵設備など先端機能で物流効率を大幅改善
  3. 再生可能エネルギー活用や防災対応施設の併設で地域貢献も図る

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