経済

石破首相辞任表明でも日経上昇、アジア株堅調と日本経済の回復に市場は期待

概要

9月8日、東京市場で日経平均が1.5%高となった。これは石破茂首相が辞任を表明し、与党自民党の党首選が控えているものの、アナリストは予想された展開として前向きに評価したことが背景にある。石破首相は後任が決まるまで続投する。LDPが少数与党の立場を維持する見通しから、当面は妥協の政治が求められる。アジア主要市場も総じて堅調で、韓国コスピは0.5%高、香港ハンセンは0.8%高、中国上海総合は0.4%高となった。一方、豪州S&P/ASX200は0.2%下落。日本の内閣府によると第1四半期の経済成長率は従来予想の年率1.0%から2.2%に上方修正された。米国市場は労働市場への懸念から主要株価指数が週末に下落し、FRBの利下げ期待が高まっている。原油価格は上昇し、為替はドル高・円安が進行した。

ポイント

  1. 石破首相が辞意を表明したが、日経平均は1.5%高と株価は堅調だった。
  2. 日本の経済成長率が2.2%に上方修正され、消費と在庫が押し上げ要因となった。
  3. 米国雇用統計が予想を下回り、FRBの利下げ観測が急速に高まっている。

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