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O2の価格引き上げにOfcomが不満、契約時の予告を超える値上げに消費者保護の懸念

概要

イギリスの通信規制機関Ofcomは、O2がモバイル契約者に予告した以上の値上げを実施したことを批判しています。

最大1500万人のO2顧客は、2026年4月から月額料金が予想よりも70ペンス高くなり、最初に示された£1.80の値上げが£2.50に引き上げられることになります。

これは、消費者に対して将来の料金変更を「ポンドとペンス」で事前に明示する新規則が施行された後の出来事であり、Ofcomはこの変更が規則に反するとしています。

Ofcomは、契約中の価格上昇が予測できるようにし、消費者に不意の驚きを与えないことを目的として、O2の決定に失望したと表明。

O2は、規則に違反していないと主張し、インフラ改善に年間7億ポンドを投資していると説明しました。

また、契約者にはペナルティなしで契約を解約する権利があることを伝えていますが、顧客は値上げを受け入れざるを得ない場合が多いとの懸念も示されています。

ポイント

  1. O2は、契約時に提示された価格以上に月額料金を引き上げ、Ofcomが批判。
  2. Ofcomは、新規価格改定により顧客に予期しない料金上昇を与えることを懸念。
  3. O2は顧客が契約解除して新たな契約を結ぶことができると伝え、規則に違反していないと主張。

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