ITV、Skyとのメディア事業売却交渉を確認　英国テレビ業界に影響か

概要

ITVは、メディア・エンターテイメント部門の売却について、競合のSkyとの間で交渉を行っていることを確認した。売却の規模は約16億ポンドで、Comcast（Skyの親会社）がITVの放送事業を買収する可能性があるとの報道が出た数時間後に発表された。

ITVは、交渉が初期段階であり、売却の条件や取引成立については確実ではないと述べており、今後適切な時期にさらに詳細を発表する予定だという。

また、ITVは現在、景気の低迷と広告主の不確実性に対処するため、35百万ポンドの予算削減を一時的に実施することを発表。広告収入が依然として収益の大部分を占めており、クリスマス前の第4四半期における広告収入が9%減少する見込みだと予測している。

ポイント

1. ITVは、メディア・エンターテイメント事業をSkyに売却する可能性について交渉中であることを確認。
2. 交渉は、ITVの事業価値が16億ポンドであることを示唆しており、売却が確定したわけではない。
3. ITVは、広告収入の9%減少を見込むなど、マクロ経済環境の影響を受けて35百万ポンドの予算削減を発表。

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