【衝撃】フィットネスジムの業績が映す消費格差:高所得層は12%増、プラネット・フィットネスは低迷
フィットネスジム業績の概要
アメリカの主要フィットネスジム運営会社であるライフタイム・グループ・ホールディングスとプラネット・フィットネスは、最新の決算報告で共に好調な成長を示した。
しかし、その内訳を見ると、アメリカの消費者の間で格差が拡大していることが浮き彫りになった。
高所得層は引き続き消費を活発にしている一方、価格に敏感な層は支出を控える兆候を見せ始めている。
ライフタイムは、富裕層が健康とウェルネスへの支出を続けていることを裏付ける決算を発表した。
第4四半期の総収入は前年比12.3%増の7億4510万ドルに達し、これは会員費の値上げやジム内サービスの利用増加が要因となっている。
会員数は増加傾向にあり、パーソナルトレーニングやスパ、飲食などのジム内での支出も増加している。
会員一人当たりの平均収入は882ドルと10.8%増加した。
ライフタイムは、プラネット・フィットネスよりも店舗数が少ないにもかかわらず、より多くの収益を上げている。
一方、プラネット・フィットネスも会員数を110万人増加させ、二桁の収益成長を達成した。
しかし、2026年の売上高成長率が9%、既存店売上高が4%から5%と、ウォール街の予想を下回る見通しを示したため、投資家の間で懸念が広がった。
同社は、天候不順や会員の解約率増加が影響したと説明しているが、今後の成長に対する不確実性を示唆している。
プラネット・フィットネスは価格の値上げや、赤外線療法や新しいクラスなどの新しいアメニティへの投資も検討している。
しかし、アナリストからは、同社のガイダンスとウォール街の期待との間にずれがあることへの批判も出ている。
この結果は、同社の主要顧客が今後どの程度支出を続けることができるかについて、疑問を投げかけている。
消費格差の注目ポイント
- ライフタイム・グループの好調は、高所得層が健康・ウェルネスへの支出を継続していることを示唆
- プラネット・フィットネスの伸び悩みは、低所得層の消費意欲が減退し始めている可能性を示唆
- 米国の消費動向は「K字型」に分かれており、所得格差が拡大していることが示唆される
業績と格差の分析・解説
全米の大手フィットネスジム運営企業の業績報告は、好調な成長を示す一方で、アメリカの消費者の間で顕著な格差が拡大していることを浮き彫りにした。
ライフタイム・グループ・ホールディングスは、高所得者層による健康・ウェルネス関連支出の堅調さを背景に、売上高と収益性を高めている。会員費の値上げも需要減に繋がらず、施設内の飲食やパーソナルトレーニング等の利用増加により、顧客単価も上昇した。
一方、プラネット・フィットネスも会員数を増やし、売上高は増加したが、2026年の業績見通しが市場の期待を下回った。これは、低所得者層の消費動向が厳しくなり、会員の解約率が上昇していることを示唆している。
両社の状況は、「K字型経済」を裏付けるものであり、高所得者層は引き続き消費を維持する一方で、価格に敏感な低所得者層は支出を控える傾向が強まっている。
プラネット・フィットネスは、価格引き上げや新たなアメニティの導入により、収益性の改善を目指しているが、市場からの懐疑的な見方も存在する。この格差の拡大は、今後の消費動向に大きな影響を与える可能性があり、企業は顧客層の変化に対応した戦略を立てる必要に迫られている。
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Q. 記事の中で、ライフタイム・グループの会員一人当たりの平均収入は、前年比でどの程度増加した?
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正解:10.8%
解説:記事の中盤で、ライフタイムの会員一人当たりの平均収入が882ドルと10.8%増加したと記載されています。
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