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トライアルが西友を3800億円で買収、店舗数585へ拡大と年商120兆円目指す

概要

九州地方を拠点とするディスカウントストア運営企業のトライアルは、水曜日にスーパーマーケット運営企業の西友を買収すると発表しました。

トライアルは、現在のオーナーであるアメリカの投資ファンドKKRから西友の全発行株を、3800億円で取得する計画で、これにより西友は完全子会社となります。

トライアルは西友の社名やスタッフを維持する意向を示しています。

この買収により、トライアルグループの店舗数は585に達し、年間売上は約1.2兆円(80億ドル)に拡大する見込みです。

西友の店舗は主に関東と中部地域にあり、トライアルの店舗数は比較的少ないため、両社の相乗効果が期待されます。

トライアルの石橋亮太社長は記者会見で「西友は理想的なパートナー」と述べ、今後の業界再編において大きな役割を果たしたい意向を示しました。

西友は2008年に米小売大手ウォルマートの完全子会社となり、2021年にはKKRがウォルマートから65%の株式を取得しました。

その後、現在の楽天グループが20%の株式を取得しましたが、2023年には楽天グループが全保有株をKKRに売却し、KKRの保有比率は85%に増加。ウォルマートは残りの15%を保有しています。

ポイント

  1. トライアルが西友を3800億円で買収し、完全子会社化する計画を発表。
  2. この買収により、トライアルグループの店舗数は585に増加し、年商は約1.2兆円に達する見込み。
  3. トライアル社長は西友との相乗効果を強調し、業界再編成への重要な役割を果たしたいと述べた。

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参照元について

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