コメ価格抑制へ、農水相が関税免除米の早期入札を発表

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概要

農林水産大臣の小泉進次郎氏は、6月27日に関税なしの米の初回入札を行うと発表しました。これは通常9月に行われる入札を約3ヶ月前倒しし、米価高騰の抑制を目的としています。入札で落札された米は9月下旬に納品される予定です。日本は米国やタイなどから77万トンの関税なし米を輸入しており、そのうち10万トンは食用の「テーブルライス」として割り当てられています。今回の入札ではその30,000トンが対象となり、残りの70,000トンについても毎月前倒しで入札が行われる予定です。関税なしのテーブルライスは主に外食産業や商業者に販売されており、過去には在庫が残ることもありましたが、2024年度には7年ぶりに完全に売り切れました。小泉大臣は「米価が十分に下がっていない。今は減速する時ではない」と述べ、入札日程の前倒しを決定しました。また、農林水産省は政府の備蓄米が沖縄県を除く全都道府県の3,700店舗以上で販売されていることを発表しました。