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ルカ・デ・メオ氏、ルノーCEOを辞任しケリングの新CEOに就任へ

概要

フランスの自動車メーカー、ルノーのCEOルカ・デ・メオが、フランスのラグジュアリーグループKeringのCEOに就任するため、ルノーを退任することが発表されました。

デ・メオは5年間ルノーを率いてきましたが、7月15日付で退任します。

Keringはグッチやイヴ・サンローラン、バレンシアガなどのブランドを所有しており、現在のCEOフランソワ=アンリ・ピノーは経営陣の再編を発表しています。

グッチはKeringの主力ブランドであり、全体の売上の半分を占めていますが、昨年は売上が23%減少し、グループの純利益は11.3億ユーロに急落しました。

今年の第一四半期も、前年同期比で24%の売上減が続いています。

デ・メオはルノーのCEOとして、経済的に厳しい状況にある日本のニッサンとのパートナーシップを強化してきました。

両社は1999年から提携しており、最近では持ち株比率の見直しが行われました。

ニッサンは昨年、第一四半期の純利益が93%減少し、2024年には5億ドル以上の損失を見込んでいます。

ルノーもニッサンの再建計画により、第一四半期に22億ユーロの損失を計上する見込みです。

ポイント

  1. ルカ・ド・メオ氏がルノーのCEOを辞任し、ケリングのCEOに就任予定。
  2. ケリングはグッチの売上減少に苦しんでおり、ド・メオ氏に期待。
  3. ルノーと日産のパートナーシップが見直され、持ち株比率が減少。

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参照元について

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