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ガバナンス揺らぐ英協同組織、巨大化と高報酬巡り問われる民主性

概要

デビー・クロスビー氏は、英協同組合型金融機関ナショナル・ワイド社のCEOとして、政権与党・労働党との関係を深めるなど業界再評価の立役者となった。
その一方、会員の意見を問わず承認予定の最大700万ポンドの報酬増額が物議を醸している。
会員による意思決定や統治の不透明さが批判されており、バージンマネー買収に際し会員投票を省いたことも不満の要因となっている。
加えてオンラインのみの年次総会や厳しい決議提案要件が、会員の権利行使を妨げているとの声もある。
これに対し業界関係者はクロスビー氏の手腕を評価しており、同氏の報酬は競争力維持のため必要とされる。
ただし、ナショナル・ワイド社の成長が協同組合の民主的価値を損なっているとの懸念も根強く、制度改正の議論も浮上している。

ポイント

  1. 全国民間金融界の寵児となったクロスビー氏に最大年俸7百万ポンド案
  2. 会員の意思を無視した買収や運営方針に批判が噴出
  3. 民主性とガバナンスの欠如が全国建設協会の根本問題に

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参照元について

『The Guardian』のプロフィールと信ぴょう性についてここでは『The Guardian(ガーディアン)』の簡単なプロフィール紹介と発信する情報の信ぴょう性についてまとめています。 記...