いすゞ、自社初の北米工場建設着工　2027年からトラック生産開始

概要

いすゞ自動車は、米国サウスカロライナ州で新工場の建設を開始し、北米での生産を加速させる計画を発表しました。
新工場は約75万平方メートルの敷地に建設され、総投資額は約2億8000万ドル。
2027年に生産開始を予定しており、2028年には700人以上を雇用する予定です。
この工場は、2030年までに年間5万台の生産能力を持ち、内燃エンジン車と電動トラックの両方を製造する予定です。
いすゞは1984年に北米市場に本格進出し、2023年度には過去最高の4万台を超える販売実績を達成しています。
いすゞの片山正則会長兼CEOは、北米市場の規模を踏まえ、競争力を確保できると自信を示しました。
また、米国のドナルド・トランプ大統領は大型トラック輸入に25%の関税を課すと表明しましたが、いすゞは小型および中型トラック中心のラインアップであり、影響は少ないとしています。

ポイント

1. いすゞは南カロライナ州に新工場を建設し、2027年からトラック生産を開始予定。
2. 新工場は2030年までに年50,000台の生産能力を持ち、内燃機関車と電気トラックを製造。
3. いすゞは北米市場での売上が増加し、2023年度には40,000台を超えた。

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