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カナダのアルミネーション・クーチタード、セブン&アイとの合併提案に失望表明

概要

カナダのコンビニエンスストア大手、アルミネーション・クーチタード社は、競合のセブン&アイ・ホールディングスによる買収提案への関与が「非常に限られている」とし、失望を表明した。

クーチタードは、セブン&アイが提案した、米国の店舗を全て売却する案について反応を示した。

同社は、米国の規制当局の承認を得るための明確な道筋があると信じており、米国のコンビニ市場は「非常に分散している」と述べた。

両社は米国で競争しており、主に「補完的な市場」で運営されていると強調した。

クーチタードは、セブン&アイに対して米国の規制承認に関する詳細な提案を昨年12月に共有したとし、店舗の売却先を探していることを明らかにした。

セブン&アイの取締役会は、買収合意の前提条件として、アンチトラストリスクのある約2000店舗の売却を求めている。

クーチタードは、1月24日にセブン&アイの要請に応じて改訂版の買収提案を提出したと発表した。

同社は、必要な資金を調達する能力に「懸念はない」とし、ゴールドマン・サックスやカナダのロイヤルバンク、スコシアバンクからの支援を受けていると述べた。

セブン&アイは、クーチタードからの買収提案を受けたことを認めており、提案額は7兆円を超えるとされている。

また、セブン&アイは経営陣の買収計画が失敗した後、外部取締役のスティーブン・ダクスをCEOに任命し、企業価値の最大化を目指している。

ポイント

  1. カナダのCouche-Tardは、Seven & iの提案に対し「失望」と表明した。
  2. Couche-Tardは、米国市場での規制承認の道筋が明確だと主張している。
  3. Seven & iは、合併契約の条件として2000店舗の売却を求めている。

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