経済

日本の失業率、13か月ぶりに2.6%に上昇、企業の採用控えが影響

概要

日本の失業率は8月に2.6%となり、前月の2.3%から上昇し、13ヶ月ぶりの高水準を記録しました。

この失業率は昨年7月と同水準で、5ヶ月ぶりの悪化となります。自発的に仕事を辞める人数は前月比で13.2%増の77万人に達しました。

職業紹介の求人倍率は7月から0.02ポイント減少し、1.20倍となりました。これにより、2ヶ月ぶりに求人倍率が減少しました。多くの企業がコストの上昇を消費者に転嫁できず、採用を控えたためです。

また、季節調整後の就業者数は前月比で0.3%減の6810万人となり、失業者数は9.1%増の179万人に達しました。そのうち、解雇された人数は19.4%増の43万人でした。

主要産業の新規求人はすべて減少しました。特に生活・娯楽サービス業は前年同期比で16.1%減少し、卸売業と小売業も12.7%減少しました。

また、最低賃金の引き上げを評価する企業が採用を一時停止したことも影響しているとのことです。

ポイント

  1. 8月の失業率は2.6%に上昇し、13ヶ月ぶりの高水準に達した。
  2. 自発的に退職する人の数が前月比13.2%増加し、77万人に達した。
  3. 求人倍率は1.20に減少し、企業が採用を控える傾向が強まった。

詳しい記事の内容はこちらから

参照元について

『Japan Today』のプロフィールと信ぴょう性についてここでは『Japan Today』の簡単なプロフィール紹介と発信する情報の信ぴょう性についてまとめています。 記事を読む際の参考に...