政治

EU提案で全てのウナギ種を絶滅危惧種規制対象に、日本は反対

概要

欧州連合(EU)は、すべてのウナギ種を絶滅危惧種の国際取引に関する条約(CITES)の規制対象とする提案を行いました。この提案は、ドミニカ共和国、パナマ、ホンジュラスと共同で、ウナギの稚魚、成魚、加工品を含む18種すべてを対象としています。CITESは、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制するための条約で、種の保護を目的としています。 ([env.go.jp](https://www.env.go.jp/nature/kisho/kisei/cites/?utm_source=openai))

提案が承認されれば、ウナギやその加工品の輸出には科学的評価に基づく許可証が必要となり、取引が厳格に管理されます。しかし、日本はウナギを重要な食文化としており、この提案に強く反対しています。水産庁の担当者は、「国際取引によってウナギが絶滅するリスクはない」と述べています。また、小泉進次郎農林水産大臣は、深い遺憾の意を表明し、中国や韓国と協力して提案の採択を阻止する方針を示しました。

この問題は、ウナギの国際取引とその規制の必要性、そして日本の食文化や経済への影響を巡る議論を引き起こしています。

ポイント

  1. EUが全てのウナギ種を絶滅危惧種保護条約で規制する提案を行った。
  2. 日本はウナギの絶滅リスクがないとし、提案に反対している。
  3. 提案は11月から12月にウズベキスタンで開催される会議で議論される。

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