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フジメディア、2025年度の営業損失120億円を予測 広告収入回復遅れ

概要

フジ・メディア・ホールディングスは2025年度に12億円の営業赤字を計上する見込みであり、2008年の持株会社化以来初の通期営業赤字となる見込みです。これは、元人気タレント中居正広のスキャンダル処理の失敗による広告収入の回復の遅れが影響しています。前年度の営業利益は182億円でした。

収益予想も従来の5610億円から5466億円に引き下げられました。

2023年4~6月期の連結営業赤字は127億円となり、前年の営業利益65億円から大きく減少し、収益は10.4%減少して1161億円となりました。健全な不動産事業と株式売却で純利益は確保しましたが、前年同期比で85.1%減少しました。

フジテレビは営業赤字217億円、収益250億円、純損失189億円を計上し、収益は前年同期比で54.1%減少しました。

4~7月期の商業広告主は259社で、前年から約60%減少しましたが、トヨタ自動車などの大手企業は、6月の株主総会後の改革 effortsによりスポンサーとして戻りつつあります。

ポイント

  1. Fuji Mediaは、2025年度に初めての営業損失120億円を計上する見込み。
  2. 広告収入の回復が予想より遅れ、以前の営業利益18.2億円から大幅に減少。
  3. 4〜6月期に営業損失127億円を計上、収益は10.4%減少した。

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