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食品価格9ヶ月連続上昇 2025年に20,000品超へ

概要

帝国データバンクの調査によると、195の主要食品メーカーで2023年9月に1422品目の食品・飲料の価格が上昇予定と判明した。
これは今年に入って9か月連続の価格上昇を示している。
品目別では、マヨネーズやソースを中心とした調味料が最も多く427品目に及び、次いで冷凍食品や練り物などの加工食品が338品目、菓子類が291品目と続く。
これらの値上げは、原材料費の高騰や物流・人件費・梱包費の変動によるものと分析されている。
キユーピーは家庭用マヨネーズやドレッシングなど66品目、J. Oil Millsは菜種油を含む全家庭用油脂製品、森永製菓は主に菓子類の54品目で値上げを発表した。
2025年度全体で価格上昇対象品目は20,034品目となり、2年ぶりに2万品目超を記録した。
帝国データバンクは、物流コストや賃金引き上げによる人件費増が主因とし、円安要因は重要視していないと述べている。
また、価格の引き上げは長期化・恒常化する見通しであると予測している。

ポイント

  1. 2025年に価格上昇が見込まれる食品は20,034品を超え、過去2年以内で最多となる。
  2. 主要な価格上昇理由は原料費や物流・労働・包装コストの増加によるもので、円安は影響しないと指摘。
  3. キューピーや森永など大手も値上げを実施し、長期的かつ恒久的な値上げ傾向が続くと予測される。

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