経済

米韓間3500億ドル投資基金交渉が難航、造船協力も危機に―韓国側「日本とは条件異なるべき」

概要

米国と韓国は、両国間の貿易協定に関連して合意された3,500億ドル規模の投資基金の詳細を巡り、交渉が停滞しています。
韓国大統領府の政策室長、キム・ヨンボム氏は、米韓交渉において、日本が先週締結した5,500億ドル規模の投資合意と同様の条件は、韓国経済規模の違いや為替市場への影響を考慮すると受け入れられないと強調しています。
キム氏は、米国が提示した草案は日本が受け入れた内容と似ているものの、韓国としては譲歩できない立場を堅持していると述べました。
さらに、合意に至らなければ、米国の造船業復興を目指す「Make American Shipbuilding Great Again(MASGA)」プロジェクトの実現自体が困難になる可能性があると警告しています。
このため、両国間の投資条件を巡る溝が埋まらなければ、造船分野の連携も先行き不透明な状況となっています。

ポイント

  1. 米韓間の3500億ドル投資ファンドの詳細を巡り協議が停滞している。
  2. 韓国は日本と同条件の合意は受け入れられないと米国に強調している。
  3. 合意できなければ米国の造船業復興プロジェクトも始動困難となる懸念がある。

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