トランプ大統領、オーストラリアの鉄鋼・アルミ輸入関税免除要請を拒否

概要

ドナルド・トランプ米大統領は、オーストラリアからの鉄鋼およびアルミニウム輸入に対する米国の関税免除の要請を拒否した。

ホワイトハウスの広報官カロリン・レヴィットは、オーストラリアのメディアに対し、「免除はない」と述べた。

トランプ大統領は、オーストラリアの首相アントニー・アルバニージとの電話会談後に免除を「大いに考慮する」と言及していたが、最終的には却下された。

オーストラリア政府は、免除を確保するために全力を尽くしていると述べ、米国政府との協議を続けていると報告した。

新たな25%の関税は、米国時間の真夜中に発効する予定であり、トランプ大統領はこれを不公平な国際貿易体制を是正する一環と位置付けている。

彼は、関税によって米国が数千億ドルを得るとし、経済的な豊かさを強調した。

さらに、トランプ大統領はカナダの鉄鋼およびアルミニウムに対する関税を25%から50%に引き上げる可能性も示唆しており、オーストラリアの輸出業者にとってはさらなる影響が懸念されている。

ポイント

1. トランプ大統領はオーストラリアの鉄鋼・アルミニウム関税免除を拒否した。
2. オーストラリア政府は免除を求めて米国と交渉を続けている。
3. トランプは関税で米国が巨額の収入を得ると主張している。

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