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イングランド大聖堂の入場料急騰、観光名所が「金儲けの道具」に転落

概要

イングランドの大聖堂の入場料が急騰し、「法外な価格」と批判されています。昨年から24%もの引き上げがあり、10か所の有料大聖堂を夫婦で訪れる費用は合計300ポンドを超えます。ウェストミンスター寺院を加えると合計は約400ポンドに達します。

批判者は、価格の上昇が英国の壮大な礼拝所を「金儲けの場所」に変えたと指摘しています。一方で、英国国教会(CoE)は10億ポンドの資金を保有しつつも、奴隷制賠償に1億ポンドを拠出するとしているため、大聖堂が財政難を訴える姿勢には矛盾があると非難されています。

イングランド大聖堂協会(AEC)は限られた支援しか受けていないと主張し、今後の資金調達について新たな議論が必要であると述べています。例えば、カンタベリー大聖堂では昨年は一律17ポンドだった入場料が季節料金制に変更され、夏の週末には24%増の21ポンドに上っています。同様に、セントポール大聖堂の家族料金は3年前の43.70ポンドから現在62ポンドへと急増しています。

ポイント

  1. 英国の大聖堂入場料が年間で最大24%増加し、料金が高騰。
  2. 教会側は資金不足を訴えるが、批判派は「現金稼ぎ」と非難。
  3. カンタベリー大聖堂では季節料金導入により週末料金が21ポンドに上昇。

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参照元について

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