トランプの貿易戦争が影響、世界市場は2年ぶり最悪の月間損失を記録か

Contents

概要

世界市場が2022年以来最悪の月間損失を記録する兆しを見せている。

ドナルド・トランプの貿易戦争により、株価が急落している。

アジア・太平洋地域の株式市場は本日、トランプが新たな高 tariffs を発表するとの懸念から後退している。

日本の日経平均は3.9%下落し、韓国のKOSPIは3%、オーストラリアのS&P/ASX 200は1.7%の減少を記録した。

既にトランプの関税の影響を受けている中国では、CSI 300が0.9%下落した。

MSCIの世界株式指数は3月初めから約4.5%下落しており、これが9月以来最悪の月となる見込みである。

トランプは、全ての国を対象とすると述べ、米国との貿易不均衡が大きい国々だけを狙う可能性が薄れたことにより市場の期待に水を差した。

さらに、最近の米国経済の悪化が投資家を不安にさせている。

特に、コアインフレが予想以上に上昇し、消費者信頼感が2022年以来の低水準に落ち込んだ。

この影響で、米国の連邦準備制度理事会（FRB）が政策金利を引き下げる余地が狭まる可能性も高まっている。

経済の見通しに対する不安が広がる中、今後の金融指標発表が注目されている。