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サンタンデール銀行、顧客への「永遠に無料」の約束を撤回し再度波紋

概要

サンタンデール銀行はかつて「永久無料」と謳って提供していた法人向け口座に対し、2012年に有料化を試みたが顧客の強い反発を受け撤回した。
約23万口座の顧客が金融オンブズマンに苦情を申し立てる可能性もあり、同行は最大1億1500万ポンドの手数料負担を懸念していた。
2015年には対象口座を「Business Every Day」に移行し、「永久無料」条項がない契約に変更されたが、一部顧客は通知が不十分だったと主張している。
再び有料化方針が示されたことで、誤販売として新たな紛争のリスクも浮上している。
同行は顧客ニーズへの対応として事業銀行サービスを簡素化していると説明するが、顧客側は「永久」の意味を巡り強く反発している。

ポイント

  1. 2011年に新規顧客に対する無料アカウントの提供が終了したが、翌年に“永遠に無料”という約束を撤回し、顧客から反発を受けた。
  2. 2012年9月、事業銀行口座に月額料金を課す方針が発表され、顧客からの抗議により銀行は方針転換を余儀なくされた。
  3. 顧客からの不満が金融苦情処理機関(FOS)に持ち込まれ、銀行が手数料で1億1500万ポンドを支払うリスクが生じていた。

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参照元について

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