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概要
– ミツビシ商事(三井物産)はチリの銅鉱山事業を拡大し、世界トップクラスの生産規模を目指す。
– ミツビシが20.44%の株式を保有するアングロ・アメリカン・サ・(AAS)とチリの国営銅会社コデルコが、2030年からの鉱山統合を決定。
– 両鉱山は共有の鉱石体から鉱山計画の合理化と鉱石分級施設の共用で生産を増加させる。
– 両鉱山には少なくとも60万トンの銅があり、世界の資源の約2%を占める。2024年には合計35万トンを生産し、統合事業では年間12万トンの増産を見込む。
– 生産される銅はAASとコデルコが50対50で分ける。ミツビシの銅生産は年間約12,000トン増加すると期待される。
– 現在、鉄道モーターや再生可能エネルギーの送電網に使用される銅の需要が拡大しており、中長期的にも需要が高まる見込み。しかし、高品位の銅が枯渇し、建設コストが上昇する中、新規開発は難航している。
– 日本の商社や非鉄金属企業は、中国企業のアフリカでの銅鉱山開発などに対抗し、利益の拡大と調達地域の多様化が急務となっている。
– ミツビシはアメリカの銅鉱山に約60億円を投資し、2029年からの生産を目指す。また、住友金属鉱山はオーストラリアの銅鉱山プロジェクトに30%の権益を買い取ることを発表。
ポイント
- 三井物産の子会社であるアングロアメリカンサバイバル・チリ(AAS)とチリ国営銅鉱山会社Codelcoは、2030年からチリの銅鉱山の運営を統合することに合意。「毛頭50-50で分け」が見込まれ、三井物産の生産量も年1万2000トン増加へ。
- 両鉱山は、少なくとも60万トンの銅を蓄え、世界の銅埋蔵量の約2%を占める。統合により生産量が350,000トンから470,000トンに増加し、世界トップ5にランク。
- 銅はEVモーターや再生可能エネルギーの電力網に必要であり、需要が中長期にわたり拡大すると予想。しかし、高品位銅の枯渇や開発コストの上昇が新規開発を難しくし、既存鉱山の拡張と効率化が強調されている。
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