「セイブプリンスホテルズ、アセホテルを買収へ～21億8,000万円で国際展開拡大」

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概要

日本のホテル付加チェーン会社、西武プリンスホテルズが、アメリカを中心に展開するAce Hotelの親会社の全株を取得することを発表しました。この買収は西武プリンスの西武ホールディングスの子会社で、費用は最大で約9000万ドル（約132億円）になる見込みです。買収は9月末までに完了する予定です。

西武プリンスは、アートや音楽による内装で人気のAce Hotelを取り入れ、そのホテルネットワークによって事業を強化する計画を進めています。この両社のホテルのロケーションや顧客層は既に大きく異なります。

Ace Hotelは1999年にシアトルで設立され、特に若い世代に人気があります。米国、カナダを含む8軒のホテルを運営し、日本では京都に既にホテルを持ち、2027年に福岡でも開業を計画しています。

一方、西武ホールディングスは現在日本で60軒、海外で26軒のホテルを運営しています。2035年度までに日本で100軒、海外で150軒へと拡大することを目指しています。このため、海外事業の拡大や競争力向上が課題です。

西武ホールディングスの代表取締役社長である後藤尊は記者会見で、「互いのブランドや文化を尊重し、資産を活用して新たなホテル展開や顧客基盤の拡大を目指す」と述べています。