DHL、サウジアラビアに236億円投資しリヤド物流拠点を開設へ

概要

DHL Supply Chainは、サウジアラビアのリヤドに物流拠点を建設するため、1億3,000万ユーロ（約236億円）を投資する計画を発表した。新しい施設は、キング・ハリッド国際空港近くの特別統合物流ゾーン内に建設され、2027年に開設予定である。

この投資は、サウジアラビアが石油産業以外の多国籍企業を誘致するために投資規制を緩和した「ビジョン2030」の一環として行われる。サウジアラビアは、アジア、ヨーロッパ、アフリカを結ぶ貿易ハブとしての地位を確立することを目指している。

DHLは、既存のサウジアラビアでの顧客基盤を活かし、テクノロジー、eコマース、自動車などの成長分野に対応する78,000平方メートルの新しいハブを提供する。この拠点は、国内および地域の貿易を支援し、製造・流通活動のためのスペースも提供する予定である。

サウジアラビアはDHLにとって地域で最も成長が早い市場となっており、同社は更なる拡張も検討中だ。

ポイント

1. DHL Supply Chainは、サウジアラビアのリヤド物流ハブに1億3000万ユーロ（236億円）を投資する予定。
2. 新しい78,000平方メートルの施設は、テクノロジー、eコマース、車両産業向けの顧客に対応。
3. サウジアラビアは、アジア、ヨーロッパ、アフリカを結ぶ貿易ハブとして成長を目指している。

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