経済

食品・飲料業界の値上げが続く中、4月には4225品目が価格上昇へ

概要

日本の主要な食品・飲料メーカーが、4月に4,225品目の価格を引き上げる計画を立てていると、帝国データバンクが発表しました。

価格引き上げの対象となる食品・飲料アイテムの数は、前年同月比で4か月連続で増加し、2023年10月以来初めて4,000品目を超える見込みです。

帝国データバンクの担当者は、「賃金や物流コストの上昇が価格に対する圧力を強めている」と述べています。

同社は、今年の価格引き上げが約20,000品目に達することを予測しており、これは昨年の12,520品目から大幅に増加しています。

195社の中で、ビールや準ビールの主要メーカーは、1年半ぶりに価格を引き上げることになります。

アサヒビールは「スーパードライ」や225品目の価格を上げ、サントリーは350ミリリットルの「金麦」を約184円から約196円に引き上げる予定です。

また、プリマミートパッカーズやマルダイ食品のハムやソーセージ、日清オイリオグループの1リットルのキャノーラ油も約11%の値上げが見込まれています。

さらに、国産の米価格の上昇を反映し、テーブルマークは家庭用の22品目のパックご飯の価格を引き上げる予定です。

1月に続く今年2回目の値上げについて、同社の広報担当者は、「政府の備蓄米の放出後も米価格が高止まりしており、今後の価格動向には楽観できない」とコメントしています。

ポイント

  1. 日本の食品・飲料メーカーが4,225品目の価格を4月に引き上げる計画。
  2. 価格上昇は4ヶ月連続で4,000品目を超え、前年より増加。
  3. 人件費や物流コストの上昇が価格圧力を強めている。

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参照元について

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