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三菱地所が欧州プライベートエクイティファンドの大株主に、英国投資の新たな動き

概要

三菱地所が、欧州のプライベートエクイティ不動産ファンドマネージャーであるパトロン・キャピタルの過半数の株式を取得した。

これは、日本の投資が英国に流入している最新の兆候である。

東京に本社を置く三菱地所グローバルパートナーズが、創業者のキース・ブレスラワー氏率いるパトロンの経営陣から株式を取得する。

この取引により、三菱地所はパトロンのファンドに約6億ユーロ(約995億円)の資本を投入し、新たな戦略の構築を支援する。

特に、同社の新興クレジットビジネスの発展に寄与することが期待されている。

これは、欧州のプライベートエクイティ不動産プラットフォームが、創業者の後継問題や規制環境の影響を受けて、大手グローバル投資家に買収される最新の例である。

2023年には、ニューヨークライフ保険のキャンドリアムグループがトリスタン・キャピタル・パートナーズを掌握し、アーモント・キャピタルがシンガポールのケッペル・キャピタル・ホールディングスに株式を売却した。

ポイント

  1. 三菱地所が欧州の不動産ファンド運営会社Patron Capitalの過半数株を取得。
  2. 約600百万ユーロをPatronのファンドに投資し、新戦略を支援。
  3. 欧州の不動産プラットフォームが大手投資家に買収される傾向が続く。

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参照元について

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