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リチャード・カーティス監督共同設立の環境投資団体が寄付減少で閉鎖へ

概要

映画監督リチャード・カーティスが共同設立した環境投資キャンペーン団体「Make My Money Matter」が、寄付金の減少により閉鎖することを発表しました。

この団体は、石油やガスの資金提供を停止するよう銀行や年金基金に圧力をかけることを目的に、2020年に設立されました。

設立から5年間活動を続けてきましたが、最近の寄付金の減少が続き、運営を継続することが困難となったと説明しています。

サポーターへのメールでは、3月7日をもってキャンペーンを終了し、来月末には完全に閉鎖することが記載されています。

特に、ドナルド・トランプ大統領の就任以降、環境・社会・ガバナンス(ESG)投資に対する反発が強まっており、再生可能エネルギー業界の利益低下や、大手石油・ガス会社の高い収益がESGファンドにとって逆風となっています。

カーティス氏は、資金調達の難しさを認めつつも、「お金は世界を動かすが、それは同時に破壊する可能性もある」と述べています。

「Make My Money Matter」は、設立当初から年金の投資を通じたより良い世界の構築を訴え、多くの銀行に対するキャンペーンや、年金巨人との共同報告書の発表も行ってきました。

しかしながら、現在のグローバル経済の状況が非営利団体の資金調達に影響を与えていると伝えられています。

ポイント

  1. 映画監督リチャード・カーティス共同設立の団体が寄付金減少で閉鎖。
  2. 非営利団体は化石燃料資金提供停止を目指し、5年の活動に幕。
  3. ESG投資の逆風や再生可能エネルギーの利益減少が影響した。

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参照元について

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