経済

東京都心の消費者物価指数は2.2%上昇、成長率が4ヶ月ぶりに減速

概要

2025年2月、東京都内の特別区23区のコア消費者物価指数は、前年同月比で2.2%上昇し、4か月ぶりに成長が鈍化したと政府が発表しました。

この指数は、変動が大きい生鮮食品を除いて、2020年を基準とした108.5となっています。

42か月連続で上昇していたものの、電気・ガス料金負担を軽減するための政府の補助金が再開された影響で、成長ペースが鈍りました。

一方で、食品価格は依然上昇しており、特に米の価格は77.5%上昇し、5か月連続で記録的な増加を見せています。

エネルギー価格は6.9%上昇し、前月の13.3%から減少しました。

1月に補助金が再開されたことで、電気料金と都市ガス料金の成長率はそれぞれ9.0%から17.5%、3.7%から10.5%に縮小しました。

生鮮食品を除く食品価格は5.0%上昇し、米の需要が高い中、チョコレート価格は32.6%上昇し、50年ぶりの大幅増加となりました。

生鮮食品価格は18.4%上昇し、3か月連続で2桁の成長を記録しました。

生鮮食品を含むCPIは2.9%、生鮮食品とエネルギー価格を除いた場合は1.9%上昇しました。

ポイント

  1. 東京23区のコア消費者物価指数は2月に前年比2.2%上昇し、成長が鈍化。
  2. 電気・ガス料金への補助金再開により、エネルギー価格上昇率が低下。
  3. 食料品価格が依然上昇し、特に米は77.5%と記録的な増加。

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