【衝撃】エンゲル係数28.6%食料費上昇、実質賃金11カ月連続減少、44年ぶり最高水準
2025年エンゲル係数・食料費・実質賃金の概要
2025年の家計収支調査によると、食料費が家計全体に占める比率、すなわちエンゲル係数が28.6%となり、44年ぶりの高水準となった。
同調査は二人以上世帯を対象とし、前年比で0.3ポイント上昇したと報告している。
家計支出は月平均で31万4001円で、名目ベースで4.6%増加したが、食料費は名目で5.5%伸びたものの実質では1.2%減少し、消費者は安価な商品へシフトし購買量を抑えていることを示す。
エンゲル係数は所得が上昇すれば低下しやすく、教育や娯楽など非食料への支出が増えるが、2005年に22.9%に低下した後、低所得成長と長期不況により上昇傾向が続き、2022年以降は円安による輸入物価上昇で加速した。
2025年調査では光熱費の比率も上昇し、衣料品や家具などの支出比率は低下した。
先月の実質賃金は11か月連続で減少しており、ダイイチ・ライフ・リサーチ・インスティテュートのチーフエコノミスト、ヒデオ・クマノ氏は、円安是正と中小企業支援で実質賃金の安定的成長を図り、家計負担を軽減すべきだと指摘した。
エンゲル係数上昇と実質賃金減少の注目ポイント
- 2025年、ジャパンの食料支出比率(エンゲル係数)が28.6%に上昇し、44年ぶりの高水準となった。
- 名目で食料支出は5.5%増えたが、実質は1.2%減少し、家計は安価商品へシフトしている。
- 実質賃金は11か月連続で減少し、円安と中小企業支援で賃金安定が政府課題となっている。
エンゲル係数と実質賃金の分析・解説
2025年にエンゲル係数が28.6%に上昇し、44年ぶりの最高水準となったことは、食料価格上昇と実質賃金の伸び悩みが同時に顕在化したことを示す。
名目家計支出は4.6%増の月額3億140万1千円であるが、食料支出は実質で1.2%減少し、消費者は安価商品へシフトし購買量を抑えている。
円安による輸入物価上昇が公共料金の比率増加をもたらし、衣料や家具への支出が減少するなど、支出構造が固定費中心へ変化している。
第一生命研究所の熊野秀雄主任エコノミストは、実質賃金の安定と円安是正を通じて中小企業の成長支援を図ることが、エンゲル係数低下と消費拡大の鍵と指摘している。
※おまけクイズ※
Q. 記事の中で言及されている2025年のエンゲル係数(食料費比率)はどれですか?
① 28.6% ② 22.9% ③ 30.1%
ここを押して正解を確認
正解:① 28.6%
解説:記事の序盤で、2025年のエンゲル係数が28.6%となり、44年ぶりの高水準であると述べられています。


