JAL機長の過度な飲酒発覚で国交省が厳重警告、再発防止策提出を命令

概要

国土交通省は、JALの機長による過度な飲酒問題を受け、同社に厳重警告を行った。
この機長は、8月28日にホノルルから中部国際空港行きの便を操縦予定だったが、前日に大量の高アルコール度数ビールを飲酒。翌朝、自主的に何度もアルコール検査を受けたが、基準値を下回らず、自ら飲酒を会社に報告した。
その結果、3便で最大18時間半の遅延が発生した。
昨年12月にもJAL機長の飲酒問題が発覚し、宿泊施設での飲酒禁止措置が導入されたが、今回の機長はその規則を破り、さらに検査記録の日付・時刻を改ざんしていたことも判明。
国土交通省航空局は、JALに対し、社内管理体制の不備を指摘し、再発防止策を9月末までに報告するよう求めた。
JAL社長は「深くお詫びする」と述べ、飲酒リスクが高いパイロットには運航を割り当てない方針を明言した。

ポイント

1. 国交省がJALに厳重警告、再発防止策の報告を9月末まで要求
2. 機長の飲酒が原因で三便が最大18時間半遅延、安全管理に問題
3. 機長が自主検査の日時を改ざん、宿泊先での飲酒禁止も守らず

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