概要
ディズニー社は、アラブ首長国連邦に新たなテーマパークを開設する計画を発表しました。
このウォーターフロントリゾートは、アブダビのヤス島に位置し、現地企業のミラルと提携して開発されます。
ディズニーは、「中東、アフリカ、インド、アジア、ヨーロッパなどから観光客を呼び寄せる」と述べています。
この発表は、トランプ米大統領のサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦訪問に先駆けたものです。
ディズニー社CEOのロバート・アイガー氏は、「アブダビディズニーパークは本物のディズニーかつエミレーツの特色を持つ」と強調し、卓越したディズニーエンターテインメントを提供すると約束しました。
新しいリゾートは、ディズニーの象徴的な物語やキャラクター、アトラクションとアブダビの文化や美しい海岸線、壮大な建築を融合させるとしています。
アブダビディズニーパークは、1955年にカリフォルニア州アナハイムでオープンしたオリジナルディズニーランド以来、7番目のディズニリゾートとなります。
アイガー氏は、今回のロケーション選定が「他の6つのディズニーパークを訪れるには長距離移動と高額な費用を要する顧客のニーズに応えるため」と説明しました。
さらに、アブダビにおける既存の観光施設の成功も挙げ、パートナーのミラルによる新パークの資金調達、建設、運営の方針に自信を示しました。
新パークの発表は、ディズニーの四半期売上が大幅に増加した時期と重なり、株価は急騰しました。
全体の売上は、1月から3月の期間で7%増加し236億ドルに達しました。
特に、Disney+のサブスクライバー数は1億2600万に達し、分析家の予想とは裏腹に140万人の新規加入者を獲得しました。
体験部門の収益も89億ドルに増加しました。
ポイント
- ディズニーがアブダビのヤス島にテーマパークを建設、観光客拡大を狙う。
- 新施設はディズニーとアブダビ文化融合、世界中からの観光促進を目指す。
- 米国の成功を背景に、アブダビの観光・経済活性化に寄与予定。
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