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水道会社のCEO報酬引き上げ、規制当局の懸念にもかかわらず

概要

英・ロンドンや南東部に水道を供給するAffinity WaterのCEO報酬が前年度の約71万ポンドから約160万ポンドに倍増した。
増額は主に定着支給金50万ポンドと長期報酬制度による追加25万ポンド、年次ボーナスの29%増による。
英水道規制機関Ofwatは、資産価値の75%に相当する債務と投資未達により同社の財務懸念を表明していたが、株主が1.5億ポンド追加出資を決定。
排水サービスを提供しないAffinityは、汚水流出問題でボーナス禁止となった他社CEOらの制裁対象外。
一方、Severn TrentのCEOは2025年度に330万ポンド受領、総額は2014年以降で約3,100万ポンドに達した。
公共性の高いインフラ事業における経営陣報酬の妥当性が、政治・市民の間で改めて注目を集めている。

ポイント

  1. アフィニティウォーターのCEO、キース・ハスレット氏は、年収160万ポンドに倍増。
  2. 水道事業者の経営者報酬は公共の反感を受けており、特にインフラ整備や汚水流出問題で批判が強い。
  3. アフィニティウォーターは財務状況の懸念を受けて、株主が1.5億ポンドを投資し財務圧力を軽減。

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参照元について

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