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MUFG、融資円滑化狙う債務スワップ拡大へアフリカ等の国と交渉開始

概要

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、途上国が債務をリファイナンスし、社会・インフラ事業の資金を確保できるよう支援するためのスワップ・パイプライン構築を目的に複数の政府と協議を進めている。
同銀行は、昨年12月にコートジボワールの4億ユーロ(約46.5億ドル、692億円)の債務スワップ契約を締結し、市場での存在感を拡大しようとしている。
この取引後、MUFGは「類似の構造を持つ案件について複数の借り手と交渉中」とアフリカの国債担当責任者のアンクィット・カンドウェル氏は語った。
同氏は、12月の取引が将来的に「アフリカだけでなく、より多くの取引のきっかけとなるだろう」と述べている。
この流れは、今後の途上国向け資金支援やインフラ投資の促進に向けた展開の一環と見られている。

ポイント

  1. MUFGは開発途上国の債務リファイナンスを支援するため、政府と債券スワップの協議を進めている。
  2. 12月にコートジボワール向けに€400百万の取引を完了し、市場拡大を目指している。
  3. この取引が今後のアフリカ以外の地域への展開の契機になると期待されている。

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