企業

日産、6710億円の赤字を計上し、全世界で15%の人員削減を発表

概要

日産自動車は2024年度に6710億円の純損失を計上し、世界の従業員の15%削減を発表した。

経営再建の一環として、2027年度末に神奈川県横須賀市の追浜工場での生産を終了し、福岡県の既存工場へ移管する。

追浜工場は1961年に操業開始し、電気自動車「リーフ」など先進車の生産拠点として知られ、2024年10月時点で約3900人が勤務していた。

日産は国内6工場のうち、2027年度までに世界の生産拠点を17から10に集約する方針を示している。

ホンダとの合併交渉は、ホンダが日産を子会社化する提案をしたことで2025年2月に決裂した。

中国EVメーカーとの競争激化や米国の関税政策など外部環境も厳しく、ムーディーズは「収益性の低さ」と「モデルの陳腐化」を理由に格付けをジャンク級に引き下げた。

1千億円規模の電池工場計画も中止され、再建には台湾の鴻海(フォックスコン)によるルノー株買収の可能性が注目されている。

ポイント

  1. 日産は2027年度末までに横須賀の大浜工場での生産を停止し、九州の福岡工場に移管する。
  2. 日産は6710億円の純損失を計上し、グローバルで15%の人員削減を発表した。
  3. 日産は、厳しい経営環境に対応するため、17の生産工場を10に集約する計画を進めている。

詳しい記事の内容はこちらから

参照元について

『Japan Today』のプロフィールと信ぴょう性についてここでは『Japan Today』の簡単なプロフィール紹介と発信する情報の信ぴょう性についてまとめています。 記事を読む際の参考に...